オパス有栖川 4階

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208.98㎡
3LDK+Study Room+Dressing Room+SIC
東京都港区南麻布5丁目

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本質的な心地よさを追及した、新たなラグジュアリーの提案

本邸は、2022年にブランドリニューアルしたR100 tokyo のフラッグシップモデルとして企画され、新ブランドビジョン「Quiddity of Life(本質的な価値感が表現される暮らし)」を表現する一邸として、建築家の芦沢啓治氏と共につくり上げました。本質的な価値観を住まいへ落とし込むにあたり、このブランドビジョンから導き出した空間作りのコンセプト「Crafted Home」に基づき、豊かな暮らしを紐解く3つの要素「History」「Craft」「Timeless」を大切にしながら、空間の構成や素材選定、仕上げのディテールはもちろん、家具のコーディネートやデザインまで、室内のあらゆるところに意識を行き届かせた住まいです。

「History」とは建物が立地する土地の歴史や文脈、文化を解釈し、インテリアにも落とし込み内外の関係性をつくること、
「Craft」は人が感じる質感を大切に素材と向き合い、仕上げのディテールまでこだわること、
「Timeless」は、住まい手の過ごし方を限定せず、空間の使い方に柔軟性があり、時が経ってもいつまでも心地よく飽く事のない普遍性のあるデザインであることを意味しています。

住まい手が本質的な心地良さ・豊かさを体感し、長く愛着を持ち住み続け、次の住まい手へと引き継いでいける住まいを目指しました。

 

Crafted Home  空間構成・素材選定から家具までどこまでも丁寧に作り、設えた空間

本邸は既存の間取り3LD+K+2WICを、3LDK+Study Room+Dressing Room+SICの間取りに変更。リビングダイニングとキッチンの関係性を大きく変更し、水回りの使い勝手を再計画したことが大きな変更点です。玄関から廊下の面の整えや、リビングの柱や梁の見え方と空間の広がり・視線や光の抜けの調整などディティールに拘り、細部まで徹底的に検討を重ねて作り上げたプランです。


住まいの本質的な心地よさの追及
本邸の内装材及び家具の製作は、芦沢氏デザインのもとカリモク家具が手掛け、空間全体の一体感を表現しています。人の持つ五感 ー「光」「音」「温度」「香り」「肌触り」。そのすべてに訴える、この一邸のためのデザインです。

- 光 -
和紙を用いた芦沢氏オリジナルの照明器具をはじめ、各所に必要な照度と適切な器具を妥協せず選定しています。自然の光の取り込み方を美しく整えることはもちろん、過剰な明るさによるストレス、疲労感のないよう、生活上の必要な明るさとの兼ね合いも検討し、落ち着きを感じられる程度に照明器具の照度や数を調整しました。一方で、自然光の取り込み方を検討し、本来は自然光の入らない玄関へガラスを通した引き込みを行うなど、空間全体の心地よさをコントロールし整えました。

- 音 -
室内側に設置した木製サッシは、外部の音を軽減する機能もあります。また、室内で楽しみたい音・音楽については、デンマークの DYNAUDIO と芦沢氏・カリモク家具のコラボレーションで音響機器の開発を行い、室内とデザインの統一感のある高品質なスピーカーを制作し実装いたしました。

- 温度 -
心地よいと思える空気環境も、住まい手の心身に大きく影響を及ぼします。断熱施工で温熱環境のバランスを整えつつ、適切な換気機能の調整も行いバランスもとりました。また、各居室(寝室)は床面素材にはウールカーペットを選定しました。調湿効果もあり、空気環境を整える役割も果たしています。

- 香り -
本邸のための香りの提案として、@aroma と調香を行い、オリジナルの香りを制作しました。木漏れ日・ぬくもり・安心感をキーワードに、ヒノキ・飛騨杉・ベルガモット・黒モジ等を基調とした、木質に柑橘・スパイスをブレンドした穏やかな印象の香りとなっています。

- 手触り -
室内のマテリアルは、住まい手が心地よく暮らすための空間を目指して、可能な限り、経年の味わいを感じられる自然素材を選定しました。フローリングも通常はウレタン仕上げを用いるところもオイル仕上げとするなど、住み手が経年変化を共に生活し育てていく愉しみと感じられるよう意図しています。空間の線を美しく整えつつも、肌に馴染むゆらぎや素材感は心地よさももたらし、その両立を追求しています。

断熱性向上による快適性の追求と意匠性の両立
本邸では環境問題解決へのアプローチと、住まいの快適性を実現する手段として、断熱性向上の施工やチャレンジも行いました。
外壁に面する壁面、また床・天井面の断熱性強化等により、本邸はHEAT20 G1クリア、またZEHレベル相当のエネルギー削減を実現しています。そして今回は既存サッシの内側に設置した内窓についてもカリモク家具によりオリジナルで制作。内窓(インナーサッシ)をつけたことで断熱性が向上したことに加え、建具や家具と同じ素材の窓枠がアルミサッシのノイズを消し、空間全体の一体感を高め、ここがマンションの一室であることを忘れさせるような上質な空間を表現することができました。

設計: 芦沢啓治建築設計事務所 芦沢啓治

1996年横浜国立大学建築学科卒業、2005年芦沢啓治建築設計事務所設立。また、2011年東日本大震災を受け石巻工房を創立。建築、リノベーションから照明・家具デザインに一貫するフィロソフィー「正直なデザイン/Honest Design」から生み出される作品は、国内外から高く評価されている。

 

【邸宅のゆとりの本質を貫く「オパス有栖川」】
時代とともに刻々とその姿を変え、先端のモードやカルチャーに溢れた街に囲まれた港区南麻布5丁目。なかでもここは、かつては武家屋敷が一帯に構え、宮家とも縁のある有栖川と呼ばれる場所です。
起伏を活かした滝や渓流、池が特徴的で四季折々の自然の表情を楽しめる有栖川宮記念公園は、都心の公園屈指の規模と豊かな緑を誇ります。
広尾駅から有栖川宮記念公園に沿って坂をのぼると、その頂きに佇むのが「オパス有栖川」です。

【南麻布の高台に佇む、総戸数100戸の集合邸宅】
集合邸宅の名にふさわしく、表からは気配は感じるけれど目には見えない共用エントランス。 また、アプローチには有栖川宮記念公園の緑と呼応する大小様々な木々が生い茂り、エントランス前の滝からは、水音や鳥の聲がかすかに聞こえてきます。それらが一体となり、息を呑むようなオパス有栖川の存在感をつくり出しています。
そしていま、ひとつの“アートピース”とも呼べるこの住まいを、つくられた当時の美学や精神を継承しながら、リノベーションによる新たな価値を纏った住まいとしてご提供いたします。


◆R100 tokyo コンサルティングサービスのご紹介
本邸は R100 tokyo の企画・リノベーション物件です。R100 tokyo では立地や空間の個性を丁寧に紐解き、住むことの心地よさを実感し、人生の本質を愉しむための住まいと暮らしの提案をしております。
「100㎡超」「緑豊かな邸宅地」「良質な管理体制」など、確かな資産価値を備えた中古物件を厳選し、お客様お一人おひとりにあわせた設計者や施工会社、資金計画をご提案致します。さらに、インテリアやアートまでもワンストップでご紹介可能。理想の暮らしを実現するサポートをいたします。
本物件をはじめ、お探しの物件がおありの方、リノベーションについてご相談したい方、コンサルタントにて承ります。ぜひお問合せくださいませ。

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