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遠山正道×鈴木芳雄 連載「今日もアートの話をしよう」vol.24(前編)「部屋のみる夢―ボナールからティルマンス、現代の作家まで」(ポーラ美術館)佐藤翠+守山友一朗
今日もアートの話をしよう

遠山正道×鈴木芳雄 連載「今日もアートの話をしよう」vol.24(前編)「部屋のみる夢―ボナールからティルマンス、現代の作家まで」(ポーラ美術館)佐藤翠+守山友一朗

コロナ禍を経た2023年春、「部屋」の親密な記憶を描いた古今9組の作品を編む展覧会で作家と語る

「Soup Stock Tokyo」を立ち上げた、実業家にしてアーティスト活動も行う遠山正道氏と、美術ジャーナリスト・編集者であり、長年雑誌『BRUTUS』で副編集長を務め「フクヘン。」の愛称を持つ鈴木芳雄氏が、アートや旅、本や生活について語る「今日もアートの話をしよう」。第24回は、ポーラ美術館で開催中の「部屋のみる夢 ―ボナールからティルマンス、現代の作家まで」展へ。19世紀から現代に至るまでの作家9組から、現代作家の代表として佐藤翠+守山友一朗両氏、髙田安規子・政子姉妹の2組とお会いし、創作の背景、今回の展に思うことなどをインタビュー。まず前編は、佐藤翠+守山友一朗両氏から。

Edit & Text by Hitori Publishing
Photographs by Kayo Takashima

ふたりの初めての共作は、高台にある家の「薔薇の部屋」

鈴木:今回は、ポーラ美術館で開催中の「部屋のみる夢 ― ボナールからティルマンス、現代の作家まで」にお邪魔しています。

遠山:パンデミックの間、移動が制限された状況で誰もが最も多くの時間を過ごしたのが「部屋」という空間。この「部屋」をテーマにした非常にユニークな展覧会ですね。

鈴木:作家のラインナップもとてもユニーク。19世紀から現代に至るまでの、「部屋」の表現に特徴のある作家を9組、約50作品を展示しています。ベルト・モリゾ、ヴィルヘルム・ハマスホイ、 ピエール・ボナール、エドゥアール・ヴュイヤール……。

遠山:そして、アンリ・マティス、草間彌生、ヴォルフガング・ティルマンス、後編でインタビューをさせていただく髙田安規子・政子姉妹……。

鈴木:まず前編では、現代の作家を代表して、佐藤翠さんと守山友一朗さんにお話をうかがいます。おふたりはパートナー同士でいらっしゃって、今回は、共作も出品されているんですね。

佐藤:そうですね。共作は、今回が初めての取り組みになりました。

守山:描かれているこの家に引っ越してきて、まだアトリエもできていないうちから、床で描き始めたことを懐かしく思い出します。私たちは高台に立つ家の、1階をそれぞれのアトリエ、2階を住居スペースとしています。今回共作で描いたのは、2階の部屋です。

初めての共作の両側に立つ、佐藤翠氏(左)、守山友一朗氏(右)。《Rose Room》2022年。アクリル、油彩/カンヴァス ©Midori Sato ©Yuichiro Moriyama

遠山:絵の中で描かれているカーテンは、実際にこういうカーテンなんですか?

守山:そうです、このようなパイピングを施したデザイン。実際の部屋では、カーテンも、ソファカバーも、クッションカバーも佐藤がつくっています。それらを純粋にポートレートするように絵画にも彼女が描き込んでいます。

鈴木:タイトルに《Rose Room》とあるけれど、壁は実際にこういった色彩?

佐藤:実際は白い壁なんですけど、絵を描くにあたっては自由な世界にしたいなと思って。アトリエの隣には小庭があって、そこでクレマチスやビオラとともに、15種類の薔薇を育てているんです。そして、この部屋では、よく薔薇を飾るんです。そういったこともあって《Rose Room》としました。

遠山:共作って、ちょっと大変そうなイメージ。今作はどういったプロセスで描かれたんですか?

佐藤:まず試作では、半分のサイズのカンヴァスをつくって、事前にどっちがどれを描くかを決めてみました。でも、結果として均等性を求めすぎたのか、一枚の画面では成立しづらいものになってしまいました。

守山:だから、本番ではお互いのタッチが生かせる方法を考えました。互いに担当する構成や領域をはっきりさせてみました。

佐藤:もともと私のほうがストロークの大きい描き方なので、まず大きな仕事を私がして。領域でいえば、守山はテーブルのシリーズをもともと制作しているので、その部分は彼ですね。より得意なモチーフを互いに探り、分担を考えました。

《Rose Room》より。テーブルの部分に覗くベージュのマチエールが守山さんによる下地。

遠山:私も絵を描くので、共作の大変さが伝わってきます。ちなみに、作品が油絵であることによって問題が起こったりはしませんでしたか。

守山:試作では、僕がまず下地をつくったんですが、それでは彼女本来のタッチが出てこなかった。

佐藤:だから、本番は下地そのものを分けていこうということになりました。私の下地のほうがシンプルなんです。カンヴァスの綿布の素材感を生かしたいし、アクリルの仕事もするので、基本的に下地は目止め程度。

守山:僕の下地づくりは、目止め以上のことをして、壁のようなものをつくるスタイル。だからまず、佐藤に下地をやってもらって、僕はその上から必要な部位について、自分の下地をつくりました。

遠山:なるほど。素晴らしい連携。

佐藤:そして油絵であるがゆえに……というのは、遠山さんが気にしていただいたとおりで。私がまず先にアクリルの仕事を仕上げたのちに、ふたりで油をのせていくという工程をたどりました。油のあとでアクリルには戻れませんから。

鈴木:やはり、この作品に至るには、そういう行きつ戻りつのやりとりがあったんですね。このあと、お話をうかがう髙田安規子・政子姉妹にも共作を巡るいろいろな事情については、お聞きしようと思っているんです。

遠山:おふたりがお住まいになっている、きっと四角い部屋を描いているはずだけど。空間に絶妙なゆらぎが、存在していますね。

守山:そう見ていただけたなら幸いです。完璧なデッサン、完璧なパースで、かっちりとしすぎた、息が詰まるような感覚は避けたいなと。

佐藤:展覧会のテーマ「部屋のみる夢」に際して、つくづく思ったのが窓の重要性です。部屋にいながらにして、遠く外界にも思いを馳せることのできるのが窓だろうと。

守山:高台にあるから、2階から空も広く大きく見渡すことができます。だから、外界とのつながりを象徴するものとして、窓を設けて、庭は僕が描きました。

佐藤:空は私です。1階のアトリエで制作を行う合間に、この2階の窓から庭の草木や空を眺めながら、紅茶をいただきながら休憩するんです。季節や天気、時間の経過によって幻想的に変わってゆく空の様子は、たくさんのインスピレーションを与えてくれます。

鈴木:なるほど。より広い世界へ導いてくれそうな空ですね。

守山:この部屋は外とつながることのできる、もしくはもっと遠くにいざなってくれそうな気配に満ちていて私たちを飽きさせないでいてくれる、創造の宮殿ともいうべき存在です。

フランスでの学生時代、驚きと学びの日々

鈴木:守山さんはずいぶん長くフランスにいらしていたようですけど、それはやはり留学などをきっかけに?

守山:そうですね。フランスの美大だけで6年、その後も作家として6年ほど活動していました。

《Cosmos》2022年、油彩/カンヴァス(二曲屏風) ©Yuichiro Moriyama

鈴木:美大というと、川俣正さんが教授を務めていらした……。

守山:そうです。ボザール(注※国立高等美術学校/エコール・デ・ボザール/École Nationale Supérieure des Beaux-Arts)で学びました。川俣さんがちょうど任官された2007年に僕も入学しました。

遠山:あっさりおっしゃいますが、そう簡単に入れるところではありませんよね。

鈴木:語学も得意だったんですか?

守山:まったくやらずにフランスに行って、まず1年間ニースで語学学校に通いました。

佐藤:ニースの海で遊びながら、学んだそうです(笑)。

守山:日本の美大を中退して渡仏していたので、フランス語をまず1年学んだらボザールを受験するつもりでいました。

鈴木:今回の展覧会のタイトルに、ボナールと銘打たれていますが、ナビ派とかそのあたりの影響は?

ピエール・ボナール《静物、開いた窓、トルーヴィル》1934年頃、油彩/カンヴァス、アサヒビール大山崎山荘美術館

守山:渡仏したのは2005年ですが、じつはその頃はまだボナールの存在を知らずにいました。

鈴木:確かに。その頃だと、日本でもナビ派はまださほど紹介されていませんね。

守山:でも、ちょうどパリでボナールの大回顧展が開催されていて。ニースの書店に行ったら、中央に作品集がどーんと積まれていたんです。それでページをめくってみたら、もう衝撃的で。

遠山:いいですね、そういう出会い方が最高。

鈴木:のちにオルセーやオランジェリーの館長となった、ナビ派の代表的研究者であるギィ・コジュヴァルさんがその頃、フランス、イギリスのみならずアメリカなどでもナビ派を紹介しまくっていたんですよ。一方、日本でもコジュヴァルさんと同時期にオルセーの開館美術館室に文化庁から派遣されていた高橋明也さんが三菱一号館美術館館長に就任されて、ナビ派をどんどん紹介していきました。

遠山:ボナールに衝撃を受けてのち、ボザールの受験は順調にいったんですか。

守山:それが一度目の受験は、最終面接まで行きながら、初歩的なミスを犯しまして。

鈴木:どういうミスですか?

守山:僕は高校も美術科で、クラシックかつアカデミックな教育を受けていたんです。そして、ボザールに対しても同様の印象を抱いていました。ところが実際は、フランスの美術学校のほとんどが、現代アートを学ぶ場なんです。国立ならば、ほぼすべてがそうと言ってもいいくらい。

遠山:えーーー。

守山:なのに、僕が無知だったので、初回受験時の最終面接で「現代アートよりも近代絵画のようなものを学びたい」と言ってしまいまして。

遠山:あちゃーーー。「それはウチじゃないよ」ということになりますね。

守山:受験生は、20名くらいの教授陣がいる部屋に入れられて面接に臨むんですが、その場が一瞬「え?!」という空気になったのをいまでもよく覚えています。

守山:そういうわけで、予備校で今度は現代アートを勉強して、翌年の試験では前年と真逆のことを言って、無事合格をいただきました。

鈴木:その顚末までうかがって、ほっとしました(笑)。佐藤さんは、守山さんがちょうどパリにいらっしゃるとき、2017(平成29)年にポーラ美術振興財団の在外研修員として渡仏されたんですね。

佐藤:そうですね。1年間の研修でした。

鈴木:佐藤さんは、どのようにして絵の世界に入っていかれたんですか?

《Rose Garden Closet》2022年 アクリル、油彩/カンヴァス(二曲屏風) ©Midori Sato

佐藤:子どもの頃から絵を描くのは好きで。そして、両親によく海外旅行に連れていってもらっていました。そういった経験のなかで、ヨーロッパでは特に美術にふれて、いつか自分も絵の世界で生きていきたいと淡い憧れのようなものを抱いたのが初めだったと思います。

遠山:学校はどのような選択をされたんですか。

佐藤:守山は高校から美術科だったので、国内の受験では苦労しなかったそうなんですが、私は高校までは普通科だったので、美大の受験はとても苦労しました。

守山:今にして思えば、当時の日本の美大受験は「職人をつくりたいの?」と思わされる面もありますよね。自分は美術科で、その受験スタイルに合わせることは難しくなかったけれど、絵心の有無や感性、感受性は問われることはなかったように思います。そういう意味で佐藤は大変だったと思います。

佐藤:一浪して合格した大学は、フランスへの交換留学制度があって、結果的にそれがよかったように思います。

《Rose Garden Closet》2022年 アクリル、油彩/カンヴァス(二曲屏風)、半作家蔵 ©Midori Sato

アーティストの可能性をつなぐ、ギャラリーとの好ましい出会い

遠山:佐藤さんといえば、クローゼットのシリーズが印象的ですが、その着想はやはりフランスに行かれている間に?

佐藤:そうですね。ディジョン国立美術大学へ留学して、その期間中に構想が浮かびました。学生寮の小さな部屋でひとり暮らしという環境になって。その部屋にあった小さなクローゼットを色鉛筆で描いたのが始まりでした。

遠山:画家としては、じつは簡単でないモチーフですよね。イラストレーションの一種と見紛われる可能性もある。

守山:そうですよね。ですが、彼女の絵は画家目線で見ると、マチエールの組み合わせなどは、かなりの絵画としてのテクニックが感じられます。日本の受験勉強で得られるような、かたちをつくっていく能力は才能に関係なく誰でも得られるもの。でも、こういう感覚的な鋭さに由来するものは誰にでもできるものではないです。

鈴木:共作の《Rose Room》でもそうですが、具象と抽象が溶け合うような作風。これは初めからだったんですか?

佐藤:初めの頃はやはり、具象寄りのドレスが絵に表れていたり。でも、筆のストロークで服飾を表現するのは当初からそうだったかもしれません。

遠山:絵画のクレジットに小山登美夫さんのギャラリー名がありますが、小山さんとはどういったきっかけで?

佐藤:大学の卒業制作が「アートアワードトーキョー」に選出されて、それを観てくださった小山さんが「すごくいいじゃん」と。でも、審査員賞などはいただけなかったんです。そうしたらそのときいらした大学の恩師でもある画家の杉戸洋さんが「審査員賞くらいあげてよ」と突っ込んでくださって。そしたら小山さんが「じゃあ買うよ」と。

遠山:面白い。アート界のシンデレラストーリーですね。

佐藤:その後、大学院修了時の作品をまた「アートアワードトーキョー」に選出していただいて、小山登美夫賞をいただきました。修了したのちの初個展をトーキョーワンダーサイトで開催していたら、また小山さんがお見えになって。当時京都にもあった小山登美夫ギャラリーで個展をやってください、とリクエストをいただきました。それから、マザーギャラリーとしてお世話になっています。

《Cosmos》2022年、油彩/カンヴァス(二曲屏風)、作家蔵 ©Yuichiro Moriyama

遠山:守山さんは、ボザールを修了したのち、フランスではどのように活動されていったんですか?

守山:修了した年にブローニュビヤンクールのギャラリーに所属しました。有名なギャラリーではないので贅沢はできませんでしたが、フランスはアーティストに優しい国ですから。税金など制度面の優遇や、アーティスト協会によるサポートには助けられたように思います。

遠山:ギャラリーとの出会いもそう簡単ではなかったのでは?特に昨今の現代アートは、コンセプチュアルなものが多い傾向にあるから。

守山:フランスのギャラリストは、感性的な感覚を文章できちんと表現する姿勢がかなり明確なんですよ。所属していたギャラリーとはブローニュビヤンクールのアート協会主催の交流会で知り合ったんですが、配られたリリースを読んで「絶対この人は僕の絵が好きだな」と思って参加しました。

鈴木:じゃあ一瞬の出会いみたいなものが、そこでは実現したんですか?

守山:そうです。

鈴木:それはやはり、フランスで活動された方ならではの、幸福な出会いですね。

遠山:そうですね。最近の日本の現代アート界はコンセプチュアルであることを、まま求められるから。「一瞬の出会い」みたいなものは、そうはないかもしれない。

鈴木:そういう意味では、おふたりとも奇跡的な出会いに恵まれたアーティスト人生といえるかもしれませんね。今回の展覧会では、どういった出会いがありましたか?

佐藤:なんといっても感慨深いのは、私たち佐藤翠+守山友一朗の「部屋」が、ボナールの「部屋」とつながっていることですね。

守山:展示壁に設えられた窓からは、隣室のアンリ・マティスの作品も覗くことができます。もちろん、ボナールとマティスの「部屋」からそれぞれ僕たちの「部屋」を覗くこともできます。

佐藤:また今回は特別に、外の景色を見ることのできる展示室に仕上げていただいています。7月までの開催なので、光の移ろいや、美術館のまわりを囲む木々の季節ごとの変化を私たちも楽しんでいきたいと思っています。

遠山:ほんとに、何度も訪れたくなる素敵な「部屋」がいっぱいですね。

アンリ・マティスの「部屋」の展示風景。同展の会場構成を手掛けたのは吉野弘氏(吉野弘建築設計事務所)。
ヴォルフガング・ティルマンスの「部屋」の展示風景。

展覧会Information

「部屋のみる夢―ボナールからティルマンス、現代の作家まで」
会場:ポーラ美術館
会期:〜2023年7月2日(日曜)
会期中無休
開館時間:9:00-17:00(最終入館16:30)
▶︎https://www.polamuseum.or.jp/sp/interiorvisions/

profile

佐藤 翠

1984年、愛知県生まれ。名古屋芸術大学絵画科洋画コース卒業。在学中にディジョン国立美術大学へ交歓留学。東京造形大学大学院造形学部修士課程修了。平成29年度ポーラ美術振興財団在外研修員としてフランスに派遣。多様な衣装の掛かったクローゼットに花々などのモチーフを加え、具象と抽象が共存する鮮やかな色彩、卓越した構成が高い評価を集める。主な個展に「Floating Drapery-浮遊するドレーパリー」(小山登美夫ギャラリー/東京、2022年)、「Diaphanous petals」(ポーラ美術館/神奈川、2019年)、「Orange Glow」(Green Flowers Art Gallery/パリ、2018年)。

profile

守山友一朗

1984年、熊本県生まれ。パリ国立高等美術学校卒業(アトリエ アルべロラ)パリ国立高等美術学校修了(アトリエ アルべロラ)。日常の場面や旅先で目にした風景を主題に、心惹かれたモチーフや自然の織りなす思いがけない瞬間を描き続ける。主な個展に「Illuminate」(SCENE/東京、2022年)、「Project N80 守山友一朗」(東京オペラシティアートギャラリー/東京、2020年)、「Try to remember」(Green Flowers Art Gallery/ブローニュビヤンクール、2016年)。

profile

遠山正道

1962年東京生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、85年三菱商事株式会社入社。2000年三菱商事株式会社初の社内ベンチャーとして株式会社スマイルズを設立。08年2月MBOにて同社の100%株式を取得。現在、Soup Stock Tokyoのほか、ネクタイブランドgiraffe、セレクトリサイクルショップPASS THE BATON等を展開。NYや東京・青山などで絵の個展を開催するなど、アーティストとしても活動するほか、スマイルズも作家として芸術祭に参加、瀬戸内国際芸術祭2016では「檸檬ホテル」を出品した。18年クリエイティブ集団「PARTY」とともにアートの新事業The Chain Museumを設立。19年には新たなコミュニティ「新種のimmigrations」を立ち上げ、ヒルサイドテラスに「代官山のスタジオ」を設けた。

▶︎http://www.smiles.co.jp/
▶︎https://t-c-m.art/

profile

鈴木芳雄

1958年生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。82年、マガジンハウス入社。ポパイ、アンアン、リラックス編集部などを経て、ブルータス副編集長を約10年間務めた。担当した特集に「奈良美智、村上隆は世界言語だ!」「杉本博司を知っていますか?」「若冲を見たか?」「国宝って何?」「緊急特集 井上雄彦」など。現在は雑誌、書籍、ウェブへの美術関連記事の執筆や編集、展覧会の企画や広報を手がけている。美術を軸にした企業戦略のコンサルティングなども。共編著に『村上隆のスーパーフラット・コレクション』『光琳ART 光琳と現代美術』『チームラボって、何者?』など。明治学院大学、愛知県立芸術大学非常勤講師。

▶︎https://twitter.com/fukuhen

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