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「オパス有栖川」 建築家・横堀健一氏、<br>インテリアデザイナー・コマタトモコ氏 インタビュー
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「オパス有栖川」 建築家・横堀健一氏、
インテリアデザイナー・コマタトモコ氏 インタビュー

「オパス有栖川」に描かれた日本の美意識。
四季をイメージして色彩と質感のハーモニーを奏でる。

何ものにも変え難い恵まれた自然環境と、自然との共生を試みた建築や庭園。「オパス有栖川」は随所に自然を愛でる日本の美意識が表れています。その美意識をより具体的に表現すべく、今回のコンセプトルームは「四季」をテーマにしました。設計を担当したのは、横堀建築設計事務所を主宰する横堀健一氏とコマタトモコ氏。二人が作り出した空間では、四季を思わせる表情豊かな色彩と質感が調和し、個性的で美しいハーモニーを奏でます。さらに、アートが完成させる空間として設計することで日々の暮らしのアクセントを作り出し、住み手のパーソナリティを表現する余白を添えてくれました。

Text by Asuka Kobata
Photographs by Takuya Furusue

季節の移ろいを楽しむ日本人の感性をインテリアに

「都心にいることを忘れさせるような、豊かな自然に恵まれた立地。そして、石や水、緑といった自然界を構成する要素が大胆かつ繊細に織り込まれた建築。「オパス有栖川」を訪れると、建物そのものは人工物であるはずなのに、強い自然の力を感じさせられます。外と内が一体となる設計に、自然とともに暮らし季節の移ろいを楽しむ日本人ならではの感性が表れているのです。私たちはそんな建物のメッセージを引き継ぎ、室内においても「自然」や「日本の美意識」を表現したいと考えました。今回、二つの部屋の室内設計を担当しましたが、日本の四季からインスピレーションを得て、それぞれ「春秋」と「冬夏」をテーマにインテリアの素材や色を選んでいます」

「「春秋」をテーマとした部屋はファミリーの暮らしを想定し、暖色や中間色を用いながら明るく柔らかなイメージでまとめました。プランやライフスタイルは「洋」をベースにしていますが、素材には日本の伝統技術をはじめとする「和」の要素を取り入れています。明るいトーンのクリ材を手作業でなぐった浮造りのフローリング、滝や山並みを描いた和紙の壁紙などを用い、家具も和洋の要素を併せ持つものを合わせました。扉を朱塗りで仕上げたキャビネットをはじめとする多くのオリジナル家具をこの部屋のためにデザインして個性を添え、日本の職人が鋳造した真鍮の脚が特徴的なソファは、イタリアブランドとコラボレーションした日本ブランドのものを選んでいます。和洋を融合し、さまざまな素材をミックスして空間に深みを出しながらも、色味を統一して主張しすぎないものを選ぶことでまとまりが生まれます。そこに差し色として、桜の花のような淡いピンクや、赤やオレンジを交えた紅葉を思わせるファブリックを合わせました」

「一方の「冬夏」は子育てを終えた夫婦二人の暮らしを想定し、寒色を用いて落ち着いたシックなイメージで構成しました。フローリングは同じ浮造りでもダークなナラ材を用い、壁紙にはイタリアのファッションブランド、アルマーニによるシャイニーな質感のグリーングレーを選んでいます。「春秋」と比べるとモダンですが、和洋の融合という意味では共通します。ソファやダイニングテーブルもアルマーニのものですが、同ブランドは日本文化に強く影響を受けているため、その佇まいからはやはりどこか和の要素が感じられます。この部屋でも多くのオリジナル家具をデザインして「冬夏」らしさを表現しています」

家族構成に沿った現実的で快適なプラン

プランで共通しているのは、できる限り行き止まりがないようにしているところでしょうか。自然界のなかに行き止まりはなく、人間は本能的に行き止まりがないことで開放感が得られます。一方でパブリックとプライベートの関係性は二つの部屋で対照的になっています。「春秋」では広々としたLDKとは別にキッチンの脇にユーティリティを兼ねたファミリールームを用意し、主寝室や子ども部屋もゾーンを分けることで、ご家族一人一人がどのようなシーンでも快適に過ごせるようにしています。夫婦二人で暮らす「冬夏」ではホテルのスイートルームをイメージしてLDKと主寝室を隣接させ、その間を行き来する途中に書斎を設けました。必要な機能をある程度凝縮したコンパクトな動線が、快適な暮らしをもたらすと考えています。

インテリアとアートの相乗効果で空間の質を高める

ここに住まう方にはぜひ暮らしのなかでアートを楽しんでいただきたいと考え、LDKのメインウォールや、エントランスや廊下などの視線がぶつかる場所にアートを飾ることを想定しました。今回、空間を構成する素材一つひとつも職人技術が生きた個性的で素晴らしいものですが、そこにアートが入ったときに主張しすぎず調和するものを選んでいます。住まいにおいては、インテリアとアートのどちらかが際立つのではなく、相乗効果で空間の質を高めることができればと思うのです。なにより、住まいの主役は空間ではなく住み手です。住み手のパーソナリティを表現できるアートを取り入れ、自分らしい住まいを実現していただければうれしいです。

profile

横堀健一

1981年国立石川工業専門学校建築科卒業、1986年〜マイアミ大学建築科留学、1988年〜Studio80に勤務し内田繁氏に師事、1989年〜アルド・ロッシ建築事務所勤務を経て1995年に横堀建築設計事務所設立。(※主に横堀氏が建築、コマタ氏がインテリアを担当。洋の空間構成を基本としながら職人技術を生かした和の素材や自然素材を多く織り交ぜ、長く愛される唯一無二の空間を生み出す。)

profile

コマタトモコ

1983年聖心女子学院卒業、1988年ICSカレッジオブアーツデコレーター科卒業、1990年桑沢デザイン研究所スペースデザイン科卒業、1993年早稲田大学芸術学校建築科卒業、1993年〜アルド・ロッシ建築事務所勤務、1995年Masterclass at KLC school od Design 修了を経て、1995年〜横堀建築設計事務所参画。オリジナルデザインの家具ブランド「CASA BUKU」設立。

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