赤坂エリアは、江戸城に隣接し有力大名の上屋敷があったエリアです。今のホテルニューオータニから赤坂御所のあたりは、徳川御三家の1つ紀州徳川家の広大な所有地でした。明治時代に入り、赤坂御所ができると勝海舟・乃木希典・高橋是清など政府高官や軍人、財界人の邸宅街として発展しましたが、赤坂のもう一つの顔は東京を代表する“花柳界の街”です。
赤坂の料亭は、江戸時代憩いの場だった溜池のほとりのお茶屋がはじまりと言われています。明治期には周辺に居住する政財界や軍人御用達の料亭街として発展していき、銀座と 並び称される繁華街となりました。戦後は、ホテルニューオータニ、赤坂プリンスホテル、 ヒルトンホテルなど大型ホテルが立ち並び、多くの外国人が訪れる繁華街となりました。また、永田町に隣接した赤坂の料亭が、日本の政治の裏舞台であったことも周知の事実です。赤坂の名を全国区にしたのは、昭和30年に赤坂に移転してきた東京放送(TBS)の存在が大きかったでしょう。このように、赤坂エリアは多彩な側面をもつエリアとして発展した東京の中心の一つといっても過言ではないエリアです。
この「赤坂」というアドレスは、1丁目から9丁目まであるかなり広いエリアです。
繁華街のイメージが強い赤坂エリアですが、R100 TOKYOがお勧めする “知る人ぞ知る”邸宅エリアが存在します。都心とは思えない閑静で緑も多いこのエリアには希少性の高い邸宅マンションが立ち並んでいます。
赤坂氷川町エリア
六本木ミッドタウンの檜町公園の東側、氷川神社の周辺から溜池方面に邸宅マンションエリアが続いています。氷川神社やアメリカ大使館住宅の豊富な緑がエリアを覆い、車通りも少ないことから、明治から続く古き良き赤坂の邸宅街の雰囲気が保持されています。
このエリアには、各大手不動産会社の最上級ブランドのマンションが立ち並んでいます。
赤坂新坂エリア
TBSの北側、通称コロンビア通り付近の高台から青山1丁目方面にかけての閑静な邸宅街が続きます。特に乃木神社の北側「赤坂新坂」エリアは、外苑東通りから1本入ったところやカナダ大使館付近が瀟洒なマンション街になっています。
このように赤坂エリアは、R100 TOKYOがお勧めする「四季を映す豊かな緑」や「歴史に彩られ醸成された雰囲気」などの魅力が享受できる邸宅エリアです。
気候の良くなるこれからの季節、一度訪れてみてはいかがでしょうか。