瀬戸内海に面する四国・高松を旅する
鈴木:瀬戸内海に面する四国・香川県の高松市にやってきました。今年は3年に一度開催される「瀬戸内国際芸術祭2022」が開催され、たくさんの人がこの高松、そして芸術祭に訪れることでしょう。新しい作品もたくさん制作され、展示されます。期間によって見られるものが違います。何年も前から常設展示されている作品も数多くあります。今回は瀬戸内国際芸術祭の年ではありますが、芸術祭があるから、ではなく、いつでも見られる、楽しめるアートをご紹介したいと思います。
遠山:そうですね、私たちなりの香川のアートを旅し、美味しい旬の食事をいただいてきました。
イサム・ノグチ庭園美術館
鈴木:たくさんのアーティストが香川で制作をし、アトリエを構えてきました。例えば2021年に東京都美術館で大規模回顧展が開催されたイサム・ノグチ。彼は1956年にはじめて香川県の牟礼町を訪れ、そこで彫刻の素材となる庵治(あじ)石に出合います。
遠山:その後1964年にアトリエを構え、現在は「イサム・ノグチ庭園美術館」として一般公開されています。イサム・ノグチはどうしてこの地にアトリエを構えることになったのでしょうか。
鈴木:美術館自体は1985年に創設され、1999年に開館しました。1964年に交流のあった当時の県知事・金子正規氏から、牟礼の石匠・和泉正敏さんを紹介され、この地で石の作品を制作しようと決意し、1969年に本格的にアトリエを構えることに。その後20年近く、ニューヨークのアトリエと牟礼町を行き来しながら、和泉さんをパートナーに制作していました。
遠山:景色の素晴らしい場所にありますよね。高松市内からは少し行きにくいですが、五剣山と源平合戦の古戦場として知られる屋島の間にあり、広々として景色も最高です。そんな広大な敷地の中に、アトリエだけでなく、住居に作品とノグチの足跡を見ることができます。
鈴木:作品約150点が、屋外屋内といろんなところに展示されています。ただし、すべての作品が庵治石ではないそうです。ノグチは自分が使いたい石を使い、取り寄せ、制作しました。同じ香川でいうと、小豆島の石もあるそうです。そのほかスウェーデンやブラジルの石でつくられたものも。それにこの土地は海が近く港もあるので、石を海外から取り寄せて運ぶことに適していたのも、ノグチにとって都合のいい場所だったのでしょう。
遠山:実は私、和泉さんに美術館や牟礼の街を案内していただいたことがあるんです。そのときに、ノグチはどうしてこの土地を選んだのか、何に惹かれたのかというのは明言していないと聞いた覚えがあるんです。
鈴木:そうみたいですね、どうしてなのかはノグチにしかわからないですが、ノグチは石だけでなく、この景色にも惹かれたと思います。彼にとったらニューヨークとはまた違う、日本の古き良き田舎というのかな、そういう場所が落ち着いて制作できる場所だったのかもしれない。メリハリをつけていたのかもしれませんね。
遠山:それに、お母さま(アメリカ人)の故郷の樹を植えているそうなので、自分のルーツである日本とアメリカのいいところというのかな、ノスタルジーを感じるようなそういう場所にしたかったのかもしれませんね。だからか、かなりゆったりとした時間が流れている場所という印象を受けます。だからこそ、作品とじっくり向き合うもよし、ノグチが生きていた時間に思いを馳せながら散策するもよし、ただぼんやりと景色を眺めるもよしと、五感で楽しむことができる美術館だなと思います。
鈴木:なんだかふとノグチが出てきそうな、そんな印象もありますよね。それほどノグチの面影というのかな、ノグチの存在がそこかしこに感じられる美術館です。
丹下建築大国・香川―香川県庁舎旧本館・東館
遠山:戦後日本を代表するモダニズム建築の宝庫としても有名です。特に丹下健三建築は、建築を目指す人は見ておかなければと言われるほど。丹下健三といえば、「国立代々木競技場」(1964年竣工)「広島平和記念資料館」(1955年竣工)「東京都庁舎」(1990年竣工)を建設した人ですよね。
鈴木:僕たちも今回、香川県にある2つの丹下健三建築を見てきました。まずは、今年の2月に国の重要文化財に指定された香川県庁舎の旧本館と東館(ともに1958年竣工)。戦後建てられた庁舎としては全国初のことです。
遠山:話に聞いたところによると、イサム・ノグチの話でも出てきた県知事・金子正則氏が、丹下健三に依頼して県庁舎を建てたとか。
鈴木:金子氏は「デザイン知事」と呼ばれ、香川県内にアートや建築といった文化を招集し、影響を与えました。空襲によって高松の街が焼失してしまったことを受けて、金子氏は香川の象徴となり、人々の希望となる建築を建てようと思い立ち、丹下に依頼をしたそうです。
遠山:香川の復興のシンボルとして、県庁を建てることになったんですね。いつこの県庁は建ったのでしょうか?
鈴木:1956年1月25日に起工式を挙行し、竣工したのが1958年5月26日だそうです。この県庁舎、高松出身の画家・猪熊弦一郎氏の存在がなかったら完成していなかったそうです。
遠山:猪熊が金子と丹下をつないだんですよね。
鈴木:もともと猪熊と金子は中学の先輩後輩で、猪熊は生涯にわたって金子の良きアドバイザー的な人物だったとか。そこで当時、自分の理念をどう形にするか悩んでいた金子に対して、猪熊が丹下を推薦しました。その出会いも面白くて、ちょうど出張で上京していた金子が東京からフェリーで帰っているときに、なんの前触れもなく2人用のキャビンに通され、突然対面させられたのが丹下でした。
遠山:え! 突如そんな密室空間になんの前情報もなく二人きりにさせられるって(笑)
鈴木:全部猪熊の仕業というのかな、早くどうにかして2人を合わせなければ、という猪熊の思いから実現したそうです。
遠山:人と人のつながり、出会い、関係の構築、それがどれだけ大事なのかがよくわかるストーリーですね。
遠山:本当に重厚な建物ですよね。一見すると重くて無骨にも見える。これぞ丹下建築と思うけれども、どこか荒削りな印象も受けました。40代前半に設計した建物なんですよね。
鈴木:丹下は1913年生まれですから、竣工は45歳のとき。ある意味この県庁舎は丹下にとって挑戦であり、実験でもあったのかもしれません。
遠山:ただのコンクリート打ちっぱなしではなく、日本建築を思わせるのが、この建築のおもしろいところ。しかもコンクリートの中に木がときどき使われていて、そのコントラストが美しいなと思います。
鈴木:梁や柱は、型枠に杉材を使用しており、そこにコンクリートを流すことで、木目のついた柱ができます。そのほか、勾欄(手摺)付きのベランダなど、日本の伝統的建築の様式を、コンクリートによって再現しているわけです。
遠山:東館の1階ロビーは全面ガラス張りで、実際に日が入ったら明るくて開放的だし、内装がすごくカラフルなんですよね。
鈴木:カラフルなのは、猪熊弦一郎が制作した壁画「和敬清寂」と、インダストリアルデザイナーの剣持勇による信楽焼の椅子によるものでしょう。
丹下建築大国・香川―旧香川県立体育館
鈴木:香川でもう一つ見逃せない丹下建築が、旧香川県立体育館です。2014年まで使用されていた屋内競技場で、建物の形から「船の体育館」として親しまれてきました。
遠山:しかし残念なことに、老朽化が進み現在は閉鎖。なので、中に入ることはできません。2024年に高松駅近くに新しい体育館が、妹島和世さんと西沢立衛さんによる建築家ユニット「SANAA」によって開業することが決まっています。
鈴木:すごく不思議な形ですよね。どこで重心を支えているのかはじめ見当もつかなかった。
遠山:前に紹介した杉本博司さんの「夏至光遥拝100メートルギャラリー」も頭が船のように突き出しているけれども、あっちは軽やか。こっちは丹下的重厚さ増し増しですよね。
鈴木:杉本さんは軽やかに見せるために計算をして、こともなげにやってのけていますよね。丹下建築はもちろん重さを感じますが、中はとても開放的なんだそうです。船の先の方まで実は客席があり、ほとんど梁がないそうです。その大空間を実現するためにワイヤで屋根を吊るすという特殊な構造を用いています。
遠山:建築において、同じような形をつくったとしても、つくり方も考え方も見せ方も違う。そういうのを見比べるのもおもしろいけど、どういう構造なのかを知るともっとおもしろいですね。
豊島(てしま)―豊島美術館
鈴木:ではさっそく豊島でアート体験を。本来であれば、優雅にヨットで島へと向かうはずが、あいにくのお天気で断念。
遠山:またぜひリベンジしたいと思います。
遠山:まず豊島といえば、瀬戸内海を望む唐櫃(からと)の小高い丘に建設された「豊島美術館」でしょう。
鈴木:アーティストの内藤礼さんと、建築家の西沢立衛さんによる美術館。内藤さんの作品《母型》一点だけを恒久展示する、展示替えのない美術館です。もともと休耕田となっていた棚田を地元の方々とともに再生させ、その広大な敷地の一角に、水滴のような不思議な形の建物が建てられました。
遠山:本当に不思議な建物で、広さは延床2,344㎡。建物の空間には柱が一本もなく、空洞のような洞窟のような内部です。マテリアルはコンクリート。建物内には天井に2か所の開口部があるのですが、そこから周囲の風、音、光を内部に直接取り込み、建物と自然が呼応します。開口部のあたりにいると、風だけでなく、鳥や虫の鳴き声、雨の音、葉っぱが風に揺らぐ音、枯葉が落ちる音、いろんな音が連なって聞こえ、自分と自然が融合するというのかな、境界線があいまいになるような感覚に陥ります。
鈴木:また最大の特徴が、一日を通して生まれる「泉」。よく目を凝らすと足元に小さな穴がたくさんあり、その穴から水がランダムに水が湧き出てきます。湧き出た水は意志を持ったように水の粒になったり、川のようになったりしながら、生まれた水は平らではない床を流れ、小さな泉や大きな泉を形成。季節の移り変わりや時間の流れ、水の流れと、刻々と変わりゆく表情を見せてくれます。
豊島―豊島横尾館
鈴木:豊島でもう一軒紹介したいのが、「豊島横尾館」。
遠山:こちらもアーティストと建築家がある意味コラボした美術館。アーティストの横尾忠則さんと建築家の永山祐子さんによるこの美術館は、豊島の玄関口となる家浦地区の集落にあった古民家を改修してつくられました。
鈴木:既存の民家の建物の配置等を生かした展示空間は、「母屋」「倉」「納屋」で構成されているのですが、作品は敷地全体と言っても過言ではありません。
遠山:路地からパッと現れる美術館は、古い木造の建物に光や色をコントロールする色ガラスが用いられ、集落の中では少し異様な雰囲気を醸し出し、作品だといえるでしょう。また敷地内の庭もびっくりの色。石庭のような庭に置かれた石は赤色に塗られ、川の中のタイルは青や黄色と少し毒々しい感じです。
鈴木:この美術館での一貫したテーマは「生と死」。美術館をつくる際に、スイスの画家アーノルド・ベックリンの《死の島》(1880年)を横尾さんはイメージの源にしたそうです。そして美術館や、ここに展示する作品を、現実をもとにしながらもそこにはないフィクションを織り交ぜ、現実と非現実を行き来できるような不可思議な場所に仕立て、この場所で生きながら生死の往来を体験できるようにしているそうです。
豊島―檸檬ホテル
遠山:豊島には、私にとってとても大切な場所があります。それが「檸檬ホテル」。このホテルは、2016年の瀬戸内国際芸術祭のために、スマイルズ(編集注:遠山が代表を務める企業・株式会社スマイルズ)が築90年の古民家を再構築してつくったアート作品。また1日1組限定貸切で宿泊できる作品でもありました。建物・レモン畑含む400坪の敷地には、母屋のほかにレモンの木の下で入浴する半露天のお風呂を設け、宿泊する人に豊島での滞在の時間を思いっきり楽しんでもらいました。そして宿泊した人には、豊島で採れた新鮮な野菜や魚など地元の食材を中心とした島の料理を味わってもらっていたんです。また日中は一般開放し、島を訪れる人に展示作品を見てもらいました。しかしコロナになり、いったん休館に。どうにかしなければと思っていたところ、知り合いの若い夫婦が引き継いでやってみたいと手を挙げてくれて、現在期間限定ではありますが、ホテルを復活することができました。
鈴木:しかしやっとですね。かなり長い間閉まってしまっていたので、どうなっているかと思ったけど、案外きれいに残っていたとか。
遠山:そう、畑の雑草はすごかったけど、レモンの木もほとんど枯れていなかったし、建物も朽ちていなかった。もちろん手入れしなければいけないし、どう運営していくのかいろいろと苦難の道ではあったけれども、たくさんの人が助けてくれて再開へとこぎつけました。しかし現在は作品の一般鑑賞は残念ながら休業のまま。1日1組のみの貸切で、アート作品に宿泊するという形で運営しています。
鈴木:できた当時もそのコンセプトがすごく斬新でした。遠山さんの声が作品のひとつになってたし(笑)
遠山:そう、「2人でカップルになりなさい。相手がいない場合は、現れるまでしばし待つ。」という指示に従って、指示通りカップルになったら、イヤホンガイド一台のヘッドホンを二人でシェアして装着し、私の声に導かれるように、作品を鑑賞してもらうというスタイル。そして最後には「ほほ檸檬」(笑)
鈴木:何言ってるのって話だけど、二人で檸檬を頬で挟みながら写真撮るんですよね(笑)
遠山:今回芳雄さんと二人でやってみた(笑)
鈴木:おじさん二人が何やってるんだよって思うかもしれないけど、案外恥ずかしくないというか、作品に自分がなるっていう感覚があって楽しかったですね。遠山さんって、そういう自分が作品になるっていうのかな、作品と自分の境界線を消すっていう作品が多いなって思います。参加型多いですよね。
遠山:確かにすごく意識してやっているわけではないけれども、そういう作品になることが多いかもしれません。私はビジネスマンでもあるし、アーティストでもあるし、コレクターでもあるし、といろんな仕事をしています。そんな中で、普通に出会う中での人とのつながりはもちろんだけど、作品を通して知らない人が知り合ったり、新しい輪ができたりすることにとても興味関心があるし、自分も人とつながることを厭いません。その方がおもしろいじゃないですか。檸檬ホテルも、会社が運営していくっていう方法ももちろんあったけど、会社とは関係ないところで出会ったまだ20代前半の夫婦がやりたいって言ってくれた。どこから新しい動きが出るかわからないんです。それに彼らのその勇気は素晴らしいと思いましたね。まったく見知らぬ土地にやってきて、見知らぬ人たちと関係性を築いて、信用してもらって、新しい自分たちの居場所と同時に、商売をするわけですから。
鈴木:彼らなりの新しい檸檬ホテルが出来上がったという感じですね。
遠山:作品の鑑賞はもちろんですが、人にも会いにきてほしいですね。ぜひ遊びに来て下さい。
瀬戸内海の海幸・山幸を求めてーあら汁いなぎ
遠山:高松といえばうどん。旅の中でうどんも食べましたが、今回の食のメインは海の幸。瀬戸内の美味しい食をいただきたいと、無理を言って高松の料理人・秋山武志さんたちにお願いして、特別に食事を用意していただきました。
鈴木:いただいたのは、高松駅から車で5分ほどのところにある「うみまち商店街」の中にある「あら汁 いなぎ」さん。魚と米を味わうということで、瀬戸内海の四季を感じる新鮮なお魚と、厳選されたお米をあら汁とともに味合うというコンセプトで、今年の3月にオープンしました。
遠山:通常は10:00〜16:00までの営業ですが、今回だけ特別に夜に開けていただき、香川の旬の食材で料理を用意してくれました。
鈴木:僕はこれまでに何回も高松に来ていますが、それは瀬戸内国際芸術祭などのアートの取材がメイン。食もどうしてもうどんのイメージがあってうどんを食べてしまうことが多い。それに岡山経由で来ることも多いから、ゆっくりと高松を観光する、ゆっくり旬の食材を味わうってことがあまりなかったかも。
遠山:実は私もそうなんですよね。私も自分が瀬戸内国際芸術祭に参加していたこともあって、高松を経由することはそれなりにあったはずなんだけど、どうしてもすぐに島に行ってしまったりして。特にスマイルズで檸檬ホテルを豊島でやりはじめたときは、そこの料理の試食をしたりってことが多かったかも。私たちいろんなところに旅行に行って、いろんなところで料理を食べるけど、瀬戸内はちょっとまた別格においしいかもしれない(笑)
鈴木:今回は特別に素晴らしい食材を揃えてくださったから、余計にそう思うのかも(笑)
遠山:そうですね、旬の素材を一番いい状態で、かつ目の前で一番いい調理法で調理して出してくれる。舞台を見ているような感じでした。ぜひまた今度はお昼のあら汁定食をいただきに来たいですね。瀬戸内の食材を堪能させてもらいました。
Information
イサム・ノグチ庭園美術館
完全予約制
開館日:火・木・土曜日
見学時間:10:00・13:00・15:00の一日3回 (約1時間・定員有り)
入館料:一般・大学生 2,200円(税込)/高校生 1,100円(税込)/中学生以下 無料/30名以上、団体割引あり(10%オフ)
住所:香川県高松市牟礼町牟礼3519
電話番号:087-870-1500
http://www.isamunoguchi.or.jp
香川県庁舎
営業時間:8:30~17:15
定休日:土曜日、日曜日、祝日、年末年始(12/29~1/30)
住所:香川県高松市番町4-1-10
問い合わせ先:087-832-3075(財産経営課)
https://www.pref.kagawa.lg.jp/zaisankeiei/higashikan/kfvn.html
旧香川県立体育館
※現在閉館中のため、見学することはできません
豊島美術館
オンラインによる事前予約制
開館時間:3月1日〜10月31日は10:00 〜 17:00(最終入館16:30)
11月1日〜2月末日は10:00〜16:00(最終入館15:30)
休館日:火曜日(3月1日〜11月30日)
火曜日から木曜日(12月1日〜2月末日)
※ただし祝日の場合は開館、翌日休館
※ただし月曜日が祝日の場合は、火曜日開館、翌水曜日休館
鑑賞料金:1,570円
※15歳以下無料
電話番号:0879-68-3555
https://benesse-artsite.jp/art/teshima-artmuseum.html
豊島横尾館
開館時間:3月1日〜10月31日は10:00〜17:00(最終入館16:30)
11月1日〜2月末日は10:00〜16:00(最終入館15:30)
休館日:火曜日(3月1日〜11月30日)
火曜日から木曜日(12月1日〜2月末日)
※ただし祝日の場合は開館、翌日休館
※ただし月曜日が祝日の場合は、火曜日開館、翌水曜日休館
鑑賞料金:520円
※15歳以下無料
電話番号:0879-68-3555(豊島美術館)
https://benesse-artsite.jp/art/teshima-yokoohouse.html
あら汁 いなぎ
営業時間:10:00〜16:00
定休日:水曜日(その他臨時休業日あり)
場所:うみまち商店街 香川県高松市瀬戸内町30-73
電話番号:087-802-1861
https://www.instagram.com/arajiru_inagi/
profile
1962年東京生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、85年三菱商事株式会社入社。2000年三菱商事株式会社初の社内ベンチャーとして株式会社スマイルズを設立。08年2月MBOにて同社の100%株式を取得。現在、Soup Stock Tokyoのほか、ネクタイブランドgiraffe、セレクトリサイクルショップPASS THE BATON等を展開。NYや東京・青山などで絵の個展を開催するなど、アーティストとしても活動するほか、スマイルズも作家として芸術祭に参加、瀬戸内国際芸術祭2016では「檸檬ホテル」を出品した。18年クリエイティブ集団「PARTY」とともにアートの新事業The Chain Museumを設立。19年には新たなコミュニティ「新種のimmigrations」を立ち上げ、ヒルサイドテラスに「代官山のスタジオ」を設けた。
▶︎http://www.smiles.co.jp/
▶︎http://toyama.smiles.co.jp
profile
1958年生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。82年、マガジンハウス入社。ポパイ、アンアン、リラックス編集部などを経て、ブルータス副編集長を約10年間務めた。担当した特集に「奈良美智、村上隆は世界言語だ!」「杉本博司を知っていますか?」「若冲を見たか?」「国宝って何?」「緊急特集 井上雄彦」など。現在は雑誌、書籍、ウェブへの美術関連記事の執筆や編集、展覧会の企画や広報を手がけている。美術を軸にした企業戦略のコンサルティングなども。共編著に『村上隆のスーパーフラット・コレクション』『光琳ART 光琳と現代美術』『チームラボって、何者?』など。明治学院大学、愛知県立芸術大学非常勤講師。
▶︎https://twitter.com/fukuhen