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大切につくられた家を引き継ぐという、住まいの新しい循環
豊かな暮らしを訪ねて

大切につくられた家を引き継ぐという、住まいの新しい循環

売主と買主の幸せを叶えた、理想的なマッチング

田園調布の閑静な住宅街にあるマンションの一室。2年前、この住まいをR100 tokyo のコンサルティングサービスを利用してリノベーションしたHさんご夫妻は、海外赴任をきっかけに、大切に育んできたマンションを手放すことに。今回は、売主であるHさんと買主であるIさんの双方に、住まいを継承することについて話を聞いた。

Text by Yasuko Murata
Photographs by Takuya Furusue, Keiko Ichihara

住まいの価値を共有できる人へ託したい

2年前にHさんご夫妻がリノベーションした田園調布のマンションは、建築家の山田悦子さんの設計により、仕上げ材の選定、細部の造作、照明や家具のコーディネートまでこだわってつくり上げた住まいだ(https://r100tokyo.com/curiosity/rich-life/230901/)。「専有部だけを見るのではなく、建物全体や周辺環境と地続きで調和する空間こそが、本質的な住み心地のよさにつながる」というHさんご夫妻の住まいへの思いを大切にし、田園調布という街に暮らす豊かさを存分に引き出した、品格のある空間に仕上がった。

1年が過ぎた頃、ご主人の海外赴任が決まり、この住まいを手放すことに。そのときまず思い浮かんだのは、「この住まいの価値をわかってくれる人に託したい」ということだった。

R100 tokyo のコンサルタントと売却当時について話すHさんご夫妻。

「田園調布に住む前にもマンションを売却したことがあり、そのときは大手不動産会社に仲介を依頼しました。今回も同じ会社に売却を相談しようと思っていたのですが、夫から『R100 tokyo に相談するのはどうだろう? この物件の価値を一番わかっているのはR100 tokyo だから』と提案がありました。最初は売却の相談ができるとは考えていなかったのですが、一度相談してみようということになり、過去にお願いした不動産会社とR100 tokyo の両方に、仲介をお願いしました」と奥さま。2025年9月ごろから販売を開始し、毎週末に2~3組の内見が入るほど、多くの人から注目を集めた。

「R100 tokyo と不動産会社の両社から購入希望の方がたくさん来ましたが、R100 tokyo の紹介で内見される方は、リノベーションの知識が豊富で情報をしっかり調べられていて、真剣度が違うと思いました。理想の住まいを求めて、年単位で探している方も多かったです。田園調布という立地にあり、内装も一般的ではない物件だったので、時間がかかるだろうと思っていましたが、予想をはるかに上回る反響があり、約3カ月で売買契約が決まりました」とHさんご夫妻は振り返る。

購入の決め手は、つくり手の顔が見える大切に育まれた住まい

Hさんご夫妻の住まいを購入することになったのは、6歳の息子、3歳の娘と暮らすIさんご夫妻。以前は都心の高層マンションに賃貸で住んでおり、住宅を購入するのは初めてだったが、以前から気に入った物件があれば購入したいと考えていた。

「10年以上前から、自宅を買いたいと思い、検索サイトを見たり新築物件の説明会に参加したりしていましたが、住みたいと思えるような物件には出合えませんでした。でも、Curiosityの記事(https://r100tokyo.com/curiosity/rich-life/230901/)を読んでHさんご夫妻の住まいへの思いを知り、ぜひ内見をしたいと思ったんです」。今回取材に対応してくれた奥さまは、Hさんご夫妻と同様に物件検索サイトを見るのが好きで、都内の新築・中古マンションを数多く見てきた経験と、昨今の不動産市場から、新耐震基準で建てられた中古マンションを選択肢の一つとして検討していたという。

「築年数が経っていても、いい時代に建てられたマンションはクオリティが高く、新築よりも魅力を感じていました。リノベーション済みマンションもいいなと思っていましたが、この住まいは、Hさんご夫妻がリノベーションしたもので、つくり手の顔が見えるめずらしいケースでした。内見のときにHさんご夫妻とお話しするなかで、住まいへの思いを直接聞くことができ、隅々まで考えられたリノベーションと、そこで暮らしてきた時間の積み重ねが伝わってきました。住まいに対する考え方だけではなく、好みや感覚も近いと感じ、購入を決めました」

今回の売買をきっかけに生まれた、Hさんご夫妻との交流などについて教えてくれたIさん。

実際に暮らし始めてみると、住み心地は想像以上だったという。とくに驚いたのは照明計画の緻密さだった。

「この住まいで暮らし始めてから照明の大切さに気づきました。リビング、キッチン、階段室、寝室など、それぞれの場所に合わせてデザインされたライティングと、調光によってシーンを切り替えられる照明に心地よさを感じています」

「お茶を入れる時間が好きなんです」とIさん。物をすっきりと片付けたキッチンは明るく、豊かな時間が流れる。
照明が描く曲線が印象的な階段室も、Iさんが心惹かれる場所の一つ。

また、この住まいの大きな特徴であるメゾネットの造りは、上下階で生活空間をゆるやかに分けられるため、プライベートとパブリックの切り替えがしやすい。地下の個室はゲストルームとして利用でき、来客を招くことが多いIさんご家族のライフスタイルに、この住まいはぴったりとフィットしているようだ。

家具から価値観まで、すべてを引き継ぐ

売主のHさんご夫妻は、この住まいをリノベーションした際に、「Cassina ixc.(カッシーナ・イクスシー)」にトータルコーディネートを依頼し、空間に合わせて家具も一新した。Iさんは内見の際に、隅々まで調和した空間に惹かれ、「家具も含めて購入したい」と申し出たという。

「家具は住まいに合わせて選ばないと、本当のよさを引き出せませんし、空間に合わない家具は調和を妨げてしまう。これほど完璧にテイストが統一されているなら、家具も含めて引き継ぎたいと思いました」とIさん。実はHさんご夫妻も同じ考えで、「家具も含めて空間が成り立っている。別の家具が入ると、空間の印象は大きく変わってしまう」という思いから、家具付きでの売却を希望していた。

リビングの丸テーブルは、Iさんが特に好きな場所。「椅子の位置を自由に動かせるので、子どもたちとぴったり並んで座れるのもいいですね」

また、Hさんご夫妻は、Iさんご家族が引っ越し後すぐに住めるように、家具以外にもディスペンサーやゴミ箱などの小物類、新品のタオル、トイレットペーパーなども備えて、ホテルのような状態で引き渡した。「自分たちだったらこうしてほしい」という思いから、階段や子ども部屋の壁にあった小さなキズを補修し、家電のリモコン類も新しいものを用意したという。

「この住まいは私たちの作品だと思っています。何か一つ欠けるだけでも、どこか物足りなく感じてしまうのです。感謝の気持ちとともに、Iさんご夫妻なら私たちの価値観を受け止めていただけるだろうと考え、できる限り理想的な状態で新しい暮らしを始められるように準備をしました」とHさんご夫妻。

その思いはしっかりと届いたようで、「ゴミ箱一つとっても、この空間と調和したものが選ばれていて、同じものを選んだり探したりするのはとても大変だったと思います。この住まいはHさんご夫妻のセンスと、リノベーションに費やした時間や手間も含めて、譲り受けたものです。その豊かさを受け継いで、大切に住み続けていければと感じています」とIさんは話す。

アートや花瓶など、Hさんご夫妻が厳選したものをそのまま使い続けている。

R100 tokyo の住まいを通して売主と買主の価値観が響き合い、生まれたのは、継承とも呼べる関係性。それは、一般的な不動産売買の枠を超えた、住まいの新しい循環のかたちでもある。

「物件探しから、購入、設計、施工、売却まで、リノベーションのすべてのフェーズでR100 tokyo のコンサルティングチームに相談することで、期待以上のサービスを受けることができました。住まいにかかわることを何でも安心して任せられるパートナーとして、信頼関係を築けたことで、私たち自身の住まいに対する理解も深まり、次のライフステージで再び住まいをつくる楽しみも広がりました」と話すHさんご夫妻。

大切に育んできた住まいを、その価値観ごと次の住まい手へ引き継ぐ。これからの不動産売買において、今回のような事例が増えていけば、住まいはもっと多くの人の暮らしを豊かにできる。そうした新しい住まいの循環を、R100 tokyo のコンサルティングサービスが支えている。

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