高性能家電でかなえる豊かな暮らし〈後編〉――100㎡以上の住空間、その満足感をさらに高めるために

心地よい暮らしと、ダイソンの関係

100㎡を超えるような広い空間は、心に解放感と余裕をもたらしてくれる。その一方で、日常的に住空間をケアするための配慮も必要だ。テクノロジーブランドのダイソンは、創業以来、日常の見過ごされている問題をテクノロジーを通じて解決し、人が暮らす場所をいっそう快適にしてきた。暮らしのなかのさまざまなシーンに合わせて、ダイソンの家電がどのよう役立ち、日常を豊かなものにしてくれるかを見ていきたい。

Text by Takahiro Tsuchida

Photograph by Sadato Ishizuka

暮らしの中心であるリビングルームを、ストレスフリーな場所に

リビングルームは、住まいのなかで最も広い場所であり、家族が集まって長い時間を過ごす場所。またときにはゲストを迎えて、心置きなくくつろぐための場所になる。街の喧騒から離れてゆったりした時間を味わうには、床や家具は天然素材のものを選びたい。また空間の広さを損なわないように、統一感のある家具を選び、余白をもたせるようにレイアウトするのが望ましい。流行に左右されないタイムレスなテイストは、時間が経つほど愛着が深まっていく。

快適な毎日を過ごすための第一条件は、リビングルームを清潔に保つこと。たとえば海外の高級ホテルや、日本の古都の神社仏閣などに足を踏み入れると清々しい気分になるのは、ひとつには掃除や整頓が行き届き、きれいな空気に満たされているからだろう。そんな感覚を自宅においても基調としたい。ただし部屋が広くなればなるほど、掃除や換気をするのはひと仕事だ。そこでまず重宝するのはロボット掃除機。ただし大切な家具を揃えた室内の掃除はかえって気を使うこともある。上質な自然素材を多く用いたインテリアならなおさらだ。一方で、壁と床のコーナーなど細かいところまでしっかりと清潔に保ちたい。さらに広い部屋で一年中爽快な空気を保つためには、頻繁な空気の入れ替えが必要になる。そこに強力な清浄力をもつ空気清浄機があれば、人が動かずとも簡単に済ませることができる。

「Dyson 360 Vis Nav」は、26種類ものセンサーを搭載するハイスペックなモデル。部屋の形や家具の位置を素早く的確に把握。吸引力のパワフルさや、壁際のゴミを吸い取るエッジノズルなど、掃除機としての基本性能にも妥協はない。また本体の高さを9.7cmに抑えてあり、ソファなど家具の下まで潜り込んでホコリやゴミを吸い取ることもできる。専用アプリと連動させることで、掃除するエリアやスケジュールを指定したり、静音／オート／強／クイックという4つの運転モードをエリアごとに設定できる機能も便利だ。

「Dyson Purifier Big+Quiet Formaldehyde 空気清浄機」は、特に広い空間での使用を前提に機能を磨き抜いたモデル。独自に研究した空気力学を応用し、1秒間に最大87リットルの浄化された空気を10m先まで送り出すことができる。静音化にも積極的に取り組み、ダイソン史上最も静かな空気清浄機である（2023年5月時点）。大型の高性能HEPAフィルター、活性炭フィルター、酸化分解触媒フィルターを採用し、汚染物質を捉えるセンサーも搭載するなど、空気の質へのこだわりも圧倒的だ。

ゲストも迎えるダイニングキッチンは、解放感とともに清潔感をキープ

キッチン、ダイニング、リビングの境界をはっきりと設けず、ひとつの広い空間として使うメリットは多い。料理する人と椅子に座る人とのコミュニケーションが常に保たれ、会話や作業が途切れにくい。また数人で一緒にキッチンで作業するときも、空間を有効に使うことができる。キッチン自体や調理器具にもデザインのいいものが増えたこともあり、こうした開放的なレイアウトは豊かな暮らしのスタンダードになりつつある。

そして当然ながら、日々の食事は暮らす人にとって常に大きな楽しみだ。さらには友人たちを招き、みんなで料理して味わうパーティは、一生の思い出になることさえある。もてなしの楽しさを最大限に堪能するためには、空間の設えも完璧にしたい。また水回りの清潔さをキープするため、他のスペース以上にこまめな水拭きを欠かしたくない。そんな習慣をサポートしてくれる水拭きクリーナーがあれば、心強い味方だ。

新製品「Dyson WashG1™」は、高密度のマイクロファイバーで覆われた2つのウェットローラーを内蔵。床面を水拭きし、固形のゴミも同時に集めて内部のトレイに溜めていく。ウェットローラーを常にきれいに保つ機構を備えているため、汚れをかえって広げてしまう心配はない。充電時にウェットローラーを自動洗浄する機能に加え、ゴミや汚水は手で触れずに捨てられる仕組み。素足で生活することの多い日本のライフスタイルに最適の製品だ。

夜から朝を過ごすベッドルームは、「光」を選ぶことで幸福感が高まる

インテリアや家具のデザインに関心をもつ人が増えているが、光の環境についてはどうだろうか。夜、室内をただ明るくするだけが照明の役割ではない。光の明るさ、色合い、広げ方などは、暮らす人の気持ちに寄り添ったものであるべきだ。特に夜から朝までを過ごすベッドルームは照明の重要度が高い。寝る前に本を読み、眠りにつき、目覚めを迎え、朝の身支度をするなど、シーンの移り変わりとともに適切な光がある。そのニーズを汲んだ照明器具は、何げない時間を幸福感あふれるものにしてくれる。

「Dyson Solarcycle Morph™デスクライト」は、形を変え、光を変えることで、1日を通して理想の光をもたらしてくれる。独特のフレキシブルなフレームが実現したのは、タスクライト、スポットライト、インダイレクトライト（間接照明）、アンビエントライトといった複数の役割。仕事などの作業に集中したいときから、リラックスする時間帯、そして眠りにつくときまで、照らす方向や光の質を自在に調整できる。また光の色も、集中に適した昼白色やアンビエントライトに適したオレンジ色など無段階調整が可能だ。さらに、このライトが使われる地域の太陽の自然光を計算し、照明の色温度と明るさを自動的に変化させる機能も備えている。

生活感が出やすい洗面室が、もっと気持ちよく、もっと上質に

洗面室のようなスペースまでしっかりとデザインされた住まいは、暮らしのグレードを確実に高めてくれる。生活感が出やすい場所であり、時間の制約があるなかで使うことも多いが、だからこそ気持ちのいい空間であってほしい。必需品であるヘアケア用の家電も、上質なインテリアと違和感がないものを選びたい。日々手に触れて愛用するものだからこそ、気に入ったものを選ぶ意義は大きい。