プラウド大森鹿島

大森駅は駅ビルも相まった東側に出ると賑やかな雰囲気が、西口に出ると山王エリアの静かな邸宅街の雰囲気がそれぞれありますが、北口を出て進むと貝塚が目に飛び込んで来たり、少し歴史を感じる雰囲気があります。

物件名にある「鹿島」は大井の旧町名が使われており、本物件の新築分譲当時には、担当者のそういった地域の歴史をリスペクトしたいという想いが込められていたのかな、と思い至ります。

物件自体は平成19年築、通りから見えないエントランスホール、駐車後雨に濡れなくて済む地下駐車場と、抑えるべきポイントはしっかり抑えられています。

今回の住戸は最上階5階と6階のメゾネットタイプ。
5階は2方向、6階は4方向の角住戸と、各フロアにそれぞれルーフバルコニーが付いており、希少と言っていい開放感を有しています。

そして圧巻はその眺望。特にLDK・主寝室から児童遊園側を望むと、邸宅型マンションとは思えない眺望が広がります。腰高のサッシや、普通のバルコニーが付いているお部屋では味わえない、床から立ち上がるフルハイトサッシが実現するパノラマの眺望は、リノベーション工事でも実現できない、その住戸自身のポテンシャルです。

元は5階部分にはLDKともう一部屋の洋室がありましたが、このサッシと眺望を最大限活かすために5階は全てLDKに間取り変更、6階で洋室3室を設えるよう設計いたしました。

室内はクリーニング程度でも十分お住まい頂ける綺麗さでしたが、突板の天然木フローリングをベースに、窓から見える緑、青い空との調和を考え、手を入れるべき個所は交換・施工いたしました。