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上質な暮らしが息づく、東京の邸宅マンション街「白金」
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上質な暮らしが息づく、東京の邸宅マンション街「白金」

緑豊かで由緒ある土地に、洗練された感性が光る邸宅地「白金」

東京の名高い邸宅地のなかでも別格の魅力をたたえる街として、R100 tokyoがおすすめするエリアと、そのエリアを代表する邸宅マンションを紹介する連載。第3回は、港区の高級邸宅地として知られる「白金」エリアを取り上げる。

Text by Hiroko Ito
Photographs by Takuya Furusue

室町時代にルーツのある「白金」の地に集積してきた文化

東京の住宅地で人気を誇る港区のアドレス。そのなかでも「白金」は言わずと知れた高級邸宅街だが、そのイメージは世代や触れてきた環境によって少しずつ異なるかもしれない。1990年代の終わりに「シロガネーゼ」という造語とともにその名が広く知れ渡ったころには、週末になると高級ベビーカーを押す若夫婦が数多く訪れたという。この一大ブームから30年近くを経た今、白金は古くから続く屋敷街としての風格と現代的な感性が共に息づく大人の街としての顔を見せている。

白金の歴史をひもとくと、はるか室町時代にその起源がある。この地を開墾した豪族・柳下上総介(やぎしたかずさのすけ)は大量の銀(しろかね)を多く所有しており、白金長者と呼ばれていた。それが「白金」という地名の由来となったのである。白金長者の館跡とされる土塁は今も「国立科学博物館附属自然教育園」(以降、国立自然教育園)に残されている。

国立科学博物館附属自然教育園

かつて高松藩主の下屋敷だった国立自然教育園は、約20万㎡の敷地に林や草地、池などがあり、武蔵野の自然が今に保存されている貴重な施設だ。隣接する「東京都庭園美術館」は旧朝香宮邸。手入れの行き届いた緑の美しさを楽しむことができる。少し離れた白金台1丁目の「八芳園」は、島津家の下屋敷跡に建てられた。明治以降、白金は屋敷街の系譜をくんで邸宅街へと発展していった。宮家や大名が好んで屋敷を構えるこの地は、地形、地の利が優れていることの証左であり、東京で良好な住環境を求めるには、土地の歴史を振り返ってみることも一つの大切な指標になるだろう。

高台立地ならではの緩やかな坂と、いたる所に緑があふれる、白金の邸宅街。

目黒通り沿いには「港区立郷土歴史館(旧公衆衛生院)」があり、東京大学の安田講堂も手がけた建築家・内田祥三(よしかず)設計による名建築を見ることができる。東京大学の関連研究施設や聖心女子学院などの由緒ある教育施設も多く、文教エリアとしてアカデミックな雰囲気を漂わせている。こうした歴史ある街並みを彩る現代的な感性も、白金の魅力の一つ。通称「プラチナ通り」としてよく知られる外苑西通りには、洗練された飲食店やブティックが並ぶ。

異なる白金の魅力を堪能する邸宅地、3つのエリア

白金の邸宅地は東西に走る目黒通りを挟んで広がっている。ここではR100 tokyoがおすすめする邸宅マンションを3つのエリアに分けて紹介したい。

【国立自然教育園、プラチナ通りエリア】

白金台4・5・6丁目付近は、旧朝香宮邸をはじめ宮家が居を構えた由緒あるエリア。プラチナ通りが近く、一般的にイメージされる「白金」はこのあたりを指している。国立自然教育園に近接しており、この豊かな自然を借景に暮らすことができるのが都内でも希有な魅力となっている。また、白金のなかでも広尾、恵比寿方面へのアクセスが良好。

芝白金ヒルズ


国立自然教育園に隣接する全14戸の邸宅マンション。大理石張りの庇と生け垣が織りなす邸宅らしい演出の車寄せが特徴。住まいの南側の窓からは、国立自然教育園の緑が望める。各邸に1台の割合で用意された地下平置き駐車場も都内では貴重な設備だ。

白金パークマンション


南西側が国立自然教育園に隣接し、緑を借景に暮らせる全10戸の低層マンション。角地に立つ建物の外観には大判の石張りを施し、緑に溶け込む洗練された表情を見せる。

プラウド白金台


隣接する国立自然教育園の緑を借景に、乳白色のガラスを用いたモダンなデザインが印象的な全16戸の低層マンション。エレベーターと住戸の間にドアを設けたプライベートエントランス設計も大きな特徴。

パークマンション白金台サンク


プラチナ通りの奥に位置する、全46戸の邸宅マンション。アールデコ様式を取り入れた外観は欧米の邸宅を思わせ、鉄柵によってエントランスのプライバシーもさりげなく守られている。共用部には優雅なティールームやラウンジも。

グランスイート白金マークス


プラチナ通りから北東へ坂を上った高台に位置する全49戸の邸宅マンション。建物前面はシンボルツリーの桜が優しい木陰をつくる公園として整備され、近隣の憩いの空間となっている。広い敷地を活かし、駐車場も住戸分の台数を確保。

【三光坂エリア】

白金2・4丁目は目黒通りの北側。三光坂を上がっていくとヒルトップの明るく閑静な邸宅街が広がっている。大通りからやや距離を保っており、知る人ぞ知る白金の邸宅エリアだ。このエリアには通称「服部ハウス」、服部時計店(現セイコーHD)の創業者である服部金太郎の旧邸があり、塀の向こうの広大な敷地には深い緑が広がっているのが見える。聖心女子学院など伝統ある学校も、このエリアに風格を添えている。

白金テラス三光坂


三光坂沿いに立地する全17戸の邸宅マンション。石積みのデザインを施した基壇部の上に建物を積み上げた設計は、プライバシー性を高め、街に品格のある表情を添えている。エントランス内にはゆったりとしたパティオが広がり、上質な暮らしの期待を高めてくれる。

白金三光坂パークマンション


三光坂のヒルトップに佇む、全12戸の低層マンション。大きな庇のアプローチの奥にエントランスが設けられ、プライバシー性が高く邸宅の落ち着きを演出している。住戸の多くの窓は南西向きで明るく静かな環境。

白金三光坂クラティオ


三光坂から1本入った先にある全31戸の邸宅マンション。2トーンのタイルと窓でデザインされた縦のラインが象徴的な外観デザイン。バルコニーは前面道路の反対側に配し、内廊下設計でプライバシー性を高めている。

白金ハウス


聖心女子学院入口の東側に位置する、三光坂エリアを代表する全24戸の低層マンション。緑の奥に弧を描く印象的なフォルムのエントランスは美術館のような佇まい。その奥に配された建物は南傾斜を活かし、住戸の専有面積は200㎡を超えるものも。

【日吉坂エリア】

白金台1・3丁目、目黒通りを白金台方面へと下っていく日吉坂には邸宅マンションが数多く並んでいる。車のアクセスはもちろん、白金台駅の至近エリアで、交通の利便性は白金のなかでも高い。目黒通りと国道1号線をつなぐ桑原坂の西側には、大通りから1本入っただけとは思えないような閑静な環境が広がっている。

ホーマットキャピタル


エクスパッツ向けに企画・デザインされた「ホーマット」シリーズならではの、和を取り入れたエントランスが目を引く全70戸のヴィンテージマンション。「八芳園」と「シェラトン都ホテル」に隣接し、上層階からは庭園の眺望を楽しむことができる。

ガーデンホームズ白金


孟宗竹の小道の先に現れる、全81戸の邸宅マンション。目黒通りからは見えない広い敷地には、雁行設計で各邸に光を取り入れた邸宅らしい建物が佇んでいる。

グランフォルム白金日吉坂


白金台駅徒歩1分、日吉坂上交差点前に立つ全15戸の邸宅マンション。石張りを施し、御影石を用いたエントランスはほかと一線を画する存在感をたたえる。157㎡台~254㎡台の大きな専有面積も特徴。

パークハウス芝白金台


ブラウンタイルとファサードの縦長の窓が、モダンで落ち着きのある邸宅の表情を見せる、全57戸の低層マンション。建物の中央にライトコートを設け、開放感と独立性を両立させている。

ザ・パークリモア白金台三丁目


アール形状やモノトーンのデザインがモダンな印象を与える全14戸の邸宅マンション。2017年に共用部分と専有部分を一棟リノベーション。住戸は平均専有面積200㎡を超えるゆとりある設計が特徴で、屋上に家庭用燃料電池「エネファーム」を設置するなど最新の設備も用いられている。

街を散策しているなかでも、足を止めてしばし身を委ねたくなるような豊かな風景がいくつもある。そのすべてから織り上げられるものが「白金」の品格をつくりあげ、人々を魅了するのではないだろうか。各エリアごとに恵まれた住環境を存分に活かして建てられた邸宅マンションのなかから、求める暮らしの風景を描ける一邸をぜひ見つけていただきたい。

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