COLUMN R100 TOKYO Life  > 江戸からの東京へ、元祖、邸宅街「番町」

bancho

江戸からの東京へ、元祖、邸宅街「番町」

四谷駅付近から千鳥ヶ淵までの間に広がる邸宅エリアは、千代田区一番町から六番町 通称「番町」と呼ばれるエリアです。江戸時代、旗本の中でも直接将軍を警護する「大番組」が居住していたことが、番町の由来だと言われています。(千代田区HPより)
旗本屋敷だったため、外堀と四谷見付・市谷見付など警護門の内側に位置し、江戸城内と いっても過言ではない特別な居住地でした。
bancho_ohori

明治の世になり、徳川家の移転ともに旗本も移転し、滝廉太郎、島崎藤村や加藤高明に代表される政財界・文人が多く住む邸宅エリアとなりました。このエリアに今でも商店が少ないのは、「御用聞き」が多かったためであるといわれています。
このように、特別な旗本邸宅街から政財界・文人邸宅街へ移行した歴史が今でも息づいているエリアです。
banchobunjin banchotakirentaro

このエリアの魅力は歴史もさることながら、利便性、特に重要なエリアへの距離感でしょう!皇居を取り囲むエリア 九段、神田、大手町、丸の内、霞が関、永田町、番町で唯一 邸宅街になっているのは、番町だけです。つまり、首都機能の中枢である政治(永田町)、官庁(霞が関)、経済(大手町、丸の内)、交通(東京駅)に隣接する唯一の邸宅街なのです。

もう一つの魅力は、都心の利便性に加え、この街、このエリアが醸成してきた江戸、明治時代からの歴史に基づく雰囲気でしょうか?例えば、都心に居ながら外堀や千鳥ヶ淵の“緑と水の潤い”、イギリス・ベルギー大使館等に代表される“国家として重要な施設”、文人通りや大妻、女子学院に代表される“文教の息吹”この狭いエリアにこれだけ表情をもつ邸宅街は東京で他にないのではないでしょうか?
bancho_residence

近年では、邸宅マンション多く立ち並び、“億ションの聖地”としても注目を集めるエリアとなっています。タワーマンションがなく、専有面積にゆとりある邸宅マンションが多いことから、“ゆっくり、ゆったり暮らす”を重視する方々が満足できる数少ないエリアの一つです。新築マンションはもちろんのこと、中古マンションも希少性が高いため、確実な資産としてお求めになる方も多いのです。
近年はコンビニエンスストアや商店ができ、身近な生活利便性も向上しています。
是非、このエリアを歩き、歴史の彩を感じながら、物件探しをしてみてはいかがでしょうか?

R100 TOKYOシニアプロデューサー 斎藤渉

最近のコラム
ページトップに戻る